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凛の威力

ここのところの猛暑で、お散歩は 朝と夜。
朝は アスファルトの路面が熱くないうちに、夜は路面が 少し冷えてきた頃に。
今日は、今夜(?)からの台風上陸に備えて、昼間のうちに enoenoが連れ出した。

昼間の散歩コースは、近所の公園4カ所回り。その途中に enoenoの実家がある。
インターフォンを押して「凛ちゃんです。」と声を掛けると、両親 もしくは母(「ばーば」)が出てくる。
父(「じーじ」)は、日中 留守にしてることが多いので。
今日も母が出てきて、凛は いつものおやつ(森永の”マリー”)をもらった。

母は、ちょっと前まで 大の”動物嫌い”だった。
昔 住んでた家の山側に勝手口があり、不用心だった為に 警察犬を2頭(ボクサーとシェパード!)を借りていた時も、一切 世話をしなかったくらい。
スーパーのレジに並んでいる時に、前に並んだ人のカゴの中に 猫の顔が描かれているキャットフードを目にした途端に、その列から離れてしまうほどに。
杉犬舍へ見学に行った時も、一緒に来たクセに 腰が引けて、全然見ようとしなかった。
凛がウチに来た日も、実家に顔見せに行ったのに「・・・犬臭い。」と顔を背けた。

なのに、今は凛を すごく可愛がっている。
インターフォンが鳴ると、おやつを手に イソイソと出てくる。
背中しか撫でられなかったのに、今は 頭も撫でる。
「凛を見てると『カワイイなぁ』って思うようになったのよ。」と。
他のワンコよりも、凛が可愛いと思うそうだ。
散歩の途中で名前を呼ぶと、「何?」って顔して見てくれるのが たまらないそうだ。

母の変化に、家族は仰天するばかり。

みんなに可愛がられて、凛は嬉しいよね、きっと。

by kuroshiba-ring | 2006-08-08 23:05

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